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赤木旬太郎は都内の総合商社に勤務するエリート・サラリーマン。30代半ばにして会社では人事課長に抜擢され、恋人の明日香ともそろそろ結婚をと、公私とも絵に描いた様な順風満帆の人生のはずだった。そんな旬太郎に転機が訪れる。会社での大掛かりなリストラの陣頭指揮を任されたのだ。その対象者リストには、かつて世話になった元上司の名前も。悩む旬太郎は、さらに驚きの光景を目撃する。それはTシャツにジーパン、ゴム長靴といういつもと全く違ったいでたちで夜明け前の街を自転車で走る明日香の姿だった?!明日香に導かれ向かった先は日本の台所・築地市場。明日香は仲卸の名店「魚辰」の二代目店主・徳三郎の一人娘だった。体調を崩して入院することになった父の代わりに、店を手伝っていたのだ。旬太郎は、徹夜続きの明日香の身を案じて半ば強引に「魚辰」の手伝いをすることを決心するが。魚河岸の真剣勝負の厳しさや嘘のない優しさ、温かさの中に、サラリーマン生活で忘れかけていた何かを感じはじめていた…。単行本累計売り上げ280万部を超えるロングセラーコミック「築地魚河岸三代目」の映画化版。 |